一般によく言われる「(手の)空いた時間」の代表格としては
- 通勤通学前の、1~2時間程度の時間
- お昼時や午後3時のおやつなどのちょっとリラックスできる時間
- 帰宅途中または帰宅後にできる小1時間程度の時間
- 日曜祝日(連休含む)などのまとまった余暇の時間
等が挙げられますが、他に何かをする予定のない時間を指しています。
会社勤めをしている人はさすがに②の時間での副業は無理かもしれませんが、①②④であれば十分可能だと思います。
中でも①と③の時間帯で毎日ポスティングに従事すれば、これはもう「継続は力なり」を地で行く立派な副業だと言えるのではないでしょうか。
副業としてポスティングが最近注目を浴びていますが、空いた時間や日曜・祝日でのポスティングが副業に向いている理由を解説します。
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ポスティングを副業として捉えている人が増えている
収入減を補おうと企業にバレないように副業や兼業に勤しむ人が近年多くなりました。
企業社会における働き方に対する意識の変化を受け、「働き方改革」を打ち出した政府は2016年12月、厚生労働省の「モデル就業規則」の副業・兼業禁止規定を廃止して原則的にサイドワークを容認するに至っています。
そして、神奈川県でも政府の決定に従って働き方のガイドラインを策定しているのです。
人口の急増や高層マンションの建設ラッシュに伴って大きな商圏を持つようになった神奈川のポスティング業界は、以前に比べて認知度が飛躍的に上がっています。
一時的に職を得て生計を立てる手段の一つとする人もいれば、本業の傍らで真剣に副業や兼業としてポスティングに取り組む人も増えているかもしれませんね。
それぞれの立場の違いはあれども、今やポスティングがれっきとした商活動の1つとして社会的に広く認められるようになったのだと言えるでしょう。
空いた時間のポスティングが活動面で副業としてオススメの理由
空いた時間や日祝の屋外活動では移動時間の短縮が図りやすく、時間の有効活用が容易である点がまず挙げられます。
加えて作業内容の簡便さや対人関係の煩わしさがないこと、健康回復や増進に効果があって連休明けに体験しがちな休みボケの解消に役立つことなどがメリットに挙げられるでしょう。
実益を兼ねながら健康回復・増進に効果がある
通勤・通学前の朝の1~2時間、または帰宅後に空いた夕方の僅かな時間を利用してウォーキングやジョギングを行う人を街中でよく見かけますよね。
興味のある人は健康も意識しながらポスティングをしてみてはいかがでしょうか。
設備の使用料や月・年会費のかかるスポーツジムに通うことなく、タダで適度な運動が出来るだけではありません。
実益を兼ねながら運動不足が解消され、健康回復や増進にも役立つことでしょう。
そして1日の儲けは微々たる金額であるかもしれませんが、これが1か月後になると・・・意外とバカにできないお金が手に入りますよ。
交通量が少なく、移動時間の大幅な短縮が時間の有効活用につながる
日曜・祝日では交通量が少ないため、午前中の活動が特にオススメです。
ポスティングでは移動時間の多少で意外と活動時間の長さが左右されます。
いかに移動時間を減らすかがポイントで、活動時間が減らせればそれだけ他に自由な時間が持てて一日を有効活用できます。
平日でも早朝の数時間がポスティングの時間帯としてはオススメですね。
こちらも決まった曜日での継続的な副業として捉えてみましょう。
作業内容がシンプルで世間のしがらみが少ない
作業内容は一定のルールに従って各ポストにチラシを投函するだけ。
かなりの確率で本業と比べてシンプルだと思います。
基本的に個人活動になるため、対人関係に疲れた人の気分転換に最適でしょう。
社会復帰に少しだけ貢献
日曜や祝日ではうるさい住人や管理人に遭遇することも殆どなく、引きこもりやニートなど、収入を持たずに人付き合いが極端に苦手な人でも自然にこなせるのも有難い限りです。
ポスティングを通じて一歩だけ外に出てみれば、今までとは違った世界が拓けるかもしれませんね。
極度の疲労や緊張、休暇ボケを抑える効果がある
日常の極度な疲労や緊張感、まとまった休みの後の休暇ボケは本業で大きなミスを誘発しやすいもの。
ポスティングを含めて適度な活動を空いた時間や休暇中に心がけていけば、心身のリフレッシュや休暇ボケ防止に役立つはずですよ。
空いた時間のポスティングが収入面で副業としてオススメの理由
日曜・祝日は一般的には休みなので、どこにも行かないで一日中家で寝ている人が意外に多いとのこと。
休みにもかかわらずポスティングに参加した投函員に対し、待遇面で配慮するポスティング業者や広告主は探せば意外とあるようですね。
将来の独立に向けた第一歩として、「まずは副業から」という視点を持つサラリーマンも多くいるようです。
まずは平日の空いた時間から着手して徐々にステップアップし、いずれは日曜祝日を中心とした週末起業の一環として敷居の低いポスティングに従事するのも良いでしょう。
業者や広告主によっては単価割り増し、時給アップ、ミニボーナスなどの特典がつく
首都圏の広告主やポスティング業者の中には日祝のポスティング参加に対し、業務委託であれば単価割り増し、アルバイターであれば時給アップ、または数千円~数万円単位でミニボーナスを支給する所もあります。
日曜・祝日に人が集まりにくい業界の奨励制度の一環ですが、利用しない手はないですね。
配布効率が平日の1.5~2倍=短時間で目標金額に到達しやすい
こちらも日曜・祝日に限った話ですが、仮に業務委託で配布単価が2円、配布枚数が3000枚とすると1日当たりの収益は6000円になります。
これを平日に1日当たり6時間で行う所を日祝に4時間で完了させた場合、配布効率は
(平日)6000円/6h=1000円/h、(日祝)6000円/4h=1500円/h
となり、1日の中で時間的に2時間分有効活用した上、金額的に1時間当たり500円も利益をより創出したと言えるのではないでしょうか。
将来の独立の予行演習につながる
企業から雇用され、職務内容に応じて一定額の給与が保証されていたサラリーマン時代。
業務委託を例に取れば仕事は不安定で、必ずしも一定額の収入が確約されていない厳しさがポスティングの世界にはあります。
ポスティングは自分の足と手で稼ぐものという考えがこの業界での共通した認識です。
将来の独立を考えているサラリーマンにとって、後ろ盾が乏しいビジネスシーンでいかに立ち回るかの予行演習にもつながると思います。
収入が不安定になれば、それなりのマネジメント能力も醸成されるので経営感覚が早く身に付きやすいのもメリットではないでしょうか。
まとめ
人生において時間は無限ではなく、有限です。
手の空いた時間の長さは人それぞれかもしれませんが、人よりちょっとでも高みに立ちたい、少しでも生活を豊かにしたいと考えている人にとって、ポスティングはその想いを実現する手始めになるかもしれません。
まずは行動を起こすこと、ここから始めてみませんか。