チラシを濡らすのは厳禁!梅雨の時期のポスティングはこうやって乗り切ろう

神奈川県を含む関東甲信越地方の梅雨入りは例年6月上旬頃ですが、一方の梅雨明けはばらつきがあって早くて7月上旬、遅くて7月下旬と全国的には遅めの傾向にあります。

およそ1ヶ月以上もの間、じめじめとした天気が続きますが、たとえどれほど悪天候が続こうとポスティングが中止になる事はまずありません。

そして雨天配布で配布員が仕出かすのが、手に持ったチラシをついうっかりと雨で濡らしてしまうことでしょう。

チラシを大量に濡らしてしまうと、もはや広告物としての役目を果たさず、チラシを受け取った居住者はロクに読もうとしないで備え付けのゴミ箱にポイするだけです。

読まれないチラシはただのゴミです。

結果としてあなたを信頼する広告主やポスティング代行業者の失望を買うことにつながりかねません。

少々面倒ですが、それでも気合とテクニック次第で梅雨のシーズンを乗り切る事は十分可能です。

ここでは雨天続きのポスティングで有効な対策をご紹介します。

雨天続きのポスティングで有効な対策
image:photoAC

梅雨時に配布スケジュールが強行される理由とは?

どのようなジャンルのチラシであれ、3日、1週間、1か月とそれぞれには配布期限というものが予め決められています。

さらには、たとえ雨天が続いたとしても、ポスティングの日程を中止に出来ない理由の1つとして挙げられるのが、配布期限の変化です。

広告効果を高める手法として、特にキャンペーンに即したポスティングが多くなった昨今、配布期限は総じて1週間以内の案件が増えています。

しかしながら、梅雨のシーズンが6月上旬から最長で7月下旬まで続く神奈川県下のポスティング。
雨が降るとチラシが濡れるから配布員の事も考えて中止にする・・・残念ながらポスティングはそんなに甘い世界ではありません。

雨天配布にも限度がある!雨天配布実施と中止の基準とは?

ただし、雨天配布にもさすがに限度というものがあります。

例えば暴風雨を伴う危険な台風の時期にポスティングを敢行する広告主やポスティング代行業者は殆どいないでしょう。

従って気象庁から暴風・豪雨・積雪などの警戒警報が発令された場合に、ポスティングはキャンセルされる事が多くなります。

例えばポストに投函された不動産のチラシに興味を持ち、看板などの危険物が風で吹きすさぶ悪天候の極みの中、物件の展示場に足を運ぶ人は皆無でしょう。

何より戸外は危険な状況に。

人命尊重の観点だけでなく、極めて悪天候の時は広告効果が乏しいため、ポスティングが中止になる可能性が高まります。

一方で通常の小雨や降雨、降雪時は実施の可能性が高くなります。

だから突発的な土砂降りを除いて比較的に穏やかな雨が続く神奈川県の梅雨では、1日たりともポスティングが中止になる可能性は極めて低いと言えるでしょう。

梅雨時のポスティングはこのようにして乗り切ろう!

それでは、梅雨時の神奈川県の各自治体でポスティング活動に十分臨める対策を講じていきたいと思います。

具体的には

  1. 合羽(カッパ)選びにこだわる
  2. チラシの細かい収納
  3. バイクや自転車での現場への移動、実際の配布はウォーキングで
  4. 多めのタオル持参
  5. 特殊なバイクの使用

などが挙げられます。

合羽のデザインは「てるてる坊主」がオススメ!

合羽には上下セパレート式のもの、あるいは頭だけを出す「てるてる坊主」に似たものに大別されます。一般的にはセパレート式のものが広く普及しています。

ところが、バイクや自転車で戸建て住宅や集合住宅を回りながらポスティングする際は、てるてる坊主式のものがオススメです。理由は、衣服に当たる裾の部分が開けているため、横殴りの雨の際にチラシを合羽の中に収納できるからです。

チラシは濡れませんし、高い防水効果が見込めますが、難点はズボンが濡れてしまうこと。
てるてる坊主を上に、ズボンだけ別の合羽を履けば、この問題はクリアできるでしょう。

チラシ入れのバッグだけでなく、チラシを小分けにしてビニール袋に収納する

梅雨時の配布では絶対にチラシを裸で持ってはいけません。ちょっとした横殴りの雨でもチラシはずぶ濡れになり、広告物としての役目を果たさなくなります。
最悪、大量にチラシを濡らすと広告主からクレームの雨あられが飛んでくる可能性が・・・。
実際に、ポスティング代行業者による弁償に発展した例もあります。

それでもちょっとした工夫で、雨を回避できます。
普通はチラシを収納するバッグのみ、大きめのビニール袋などで防水対策を行いますが、これを数百枚単位に小分けしたチラシにも当てはめます。

ビニール袋は雨がしのげるもの、スーパーのレジ袋でも問題ありません。
数百枚単位に小分けしたチラシをレジ袋にそれぞれ収納して配布を行えば、雨よけに有効です。

ウォーキングのようにポスティングする

神奈川県でのポスティングは、ここ数年で広域化しています。

横浜市の端から川崎市の隣接地域などと、ただでさえ晴天の日でも億劫に感じられるものですが、梅雨時になると全身ずぶ濡れになって一層大変な目に遭いがちです。

そこで逆張りの発想で考えてみましょう。
現場までの移動はバイクや自転車で、現場でのポスティングはウォーキングで行うのです。

チラシの補充が容易で迷惑のかからない安全な場所に乗り物を置き、傘を差しながら歩いてポスティングを行ってみてはいかがでしょうか。

意外とバイクや自転車でのポスティングは、雨天では厳しいもの。
移動には大変便利なのですが、チラシをビニール袋付きバッグから取り出す際に直接雨がかかってしまいます。特に乗り降りの機会が多い戸建て住宅や集合団地では注意が必要です。

強風・暴風雨の場合は傘ではなく、①のてるてる坊主の合羽とズボンだけの合羽を着用します。

さらには②のようにチラシを小分けにしてビニールで収納すれば、防水効果はさらに高まるのではないでしょうか。

タオルの替えを出来るだけ多く用意する

雨天配布ではどうしても手が濡れてしまいます。
チラシの濡れは直接雨が当たる事以外に、ずぶ濡れの手が原因になることが多々あります。

梅雨時では出来るだけ多めに、手拭き用のタオルを持参しましょう。

雨量にもよりますが、タオル1枚につき30分もかからずに水気を吸ってしまうことから、出来れば4~5枚ほどご用意ください。

キャノピー付きジャイロを使用する

いわゆる「3輪バイク」として有名なジャイロをご自分で用意出来れば、雨天をものともせずにポスティングに従事できるでしょう。

いずれもオプションのパーツですが、キャノピーやチラシを収納するトランクケースが立派に雨よけの役目を果たします。

また強風を伴わない雨であれば、配布員が雨に濡れることも少なくなります。

その上、網状で小型の収納ケースをコクピット周りに実装すれば、いちいちバッグからチラシを取り出す手間が軽減されるでしょう。

さらには足元がスルーステップ式の座席ですので乗り降りの面でも負担が軽減され、集中して一気に投函作業が行える利点もあります。

ポスティング代行業者や契約先のレンタルバイクで取り扱いがあるのでしたら、梅雨のシーズンだけ利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ポスティングに携わる配布員の方の大半から、雨天が苦手だという声をよく耳にします。
しかも梅雨のシーズンは、関東地方であればゆうに1か月以上も続きます。

ポスティングそのものはどんなに雨が降ろうと、決してなくなりません。
上記で紹介した様々なテクニックは、梅雨時だけでなく通常の雨天でも応用が効くものばかりです。

是非、自分なりにアレンジを加えて雨天配布をものともせず、日々精進してくださいね

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