ポスティングするときに知っておきたい用紙のサイズについて

ポスティングをする際に必ず見かけるチラシですが、実に様々なサイズのものが流通していますよね。

「このチラシ、大きいなあ。A4かな、それとも、B4かな」

はためにみても、チラシのサイズの大きさって分かりにくいものがあるような気がします。そこで今回は、チラシの大きさを瞬時に判別して効率の良いポスティングを目指すために、A2からB5までの7サイズの用紙の大きさや特徴について、小さいサイズから順を追って具体的に解説したいと思います。

一般的に使用されるチラシのサイズは3種類


一般的に使用されるチラシのサイズは、A3・A4・B4が最も多いようです。
また、上記の3サイズに対応した印刷機を稼働させている印刷会社が多いため、印刷にかかるコストも抑えられ、さらに流通を促しています。

これら以外の用紙のサイズは全く使われていないのかと言えば、実はそうではありません。
最近では活況を呈している不動産業界がB3サイズの用紙を選ぶようになり、大きめサイズのA2・B2はチラシとしての使用には難があるものの、主に新聞紙で活躍しています。

いっぽう、議論が分かれるのがB5サイズの用紙でしょう。
紙面が小さく、折り込まなくても良いために印刷上のコストは割安なのですが、一度に掲載できる情報には限界があります。
そのため、使いどころを良く見極めなければ十分な広告効果を上げることができず、ムダな出費に終わってしまう怖れがあります。

意外と需要が少な目?B5サイズ

チラシとして使用されるB5サイズの用紙は、実にコンパクトです。
実際の大きさは横257mm×縦182mmで、大学ノート一冊分。
持ち運びに便利ではあるものの情報を多く載せられない、文字が小さくなって高齢者には読みにくいなどの理由で、最近では流通量が減ってきている模様です。

ポスティングのチラシで一番スタンダードなA4サイズ

ポスティングのチラシとして使用されるサイズで最も多いのが、このA4の用紙でしょう。
大きさの目安は、印刷用紙としてオフィスで多く使用されるコピー用紙と同じで、縦297mm×横210mm。主に縦向きに使用します。
印刷の手間などを考えれば、最も取り扱いやすいサイズの用紙だと言えるでしょう。2つに折り込む必要がほとんどなく、それなりに情報を載せることができるため、数多くの業種が広告宣伝に使用しているのが現状です。

新聞の折り込みチラシで主流のB4サイズ

新聞の折り込みチラシで最も使用される用紙のサイズが、B4です。
実際の大きさは横364mm×縦257mmで、週刊誌2冊を横向きに並べた程度。主に横向きに使用されることが多いでしょう。
新聞の折り込みに使用される理由として、ちょうど新聞紙の片面にピッタリ収まるだけでなく、情報も多く載せられること、2つ折りにしてコストがかかるほどサイズが大きくない、などが挙げられます。
新聞の折込みに使用される場合は、美容関連や不動産、寿司やピザの宅配チェーンなど、幅広い業種が出稿します。

少し大きめだけど、スーパーの特売チラシに活躍中のA3サイズ

用紙の大きさは横420mm×縦297mmで、かなり大型の部類に入るでしょう。
A4のコピー用紙を縦向きに2枚並べたものが、A3になります。
『創立〇〇周年大感謝祭セール』などのように、数多くの品目やプライスを掲載する必要があるスーパーの特売チラシで使用されることが多く、主婦にもなじみのあるサイズの用紙と言えるでしょう。
ポスティングにせよ、新聞の折り込みにせよ、いずれも2つ折りにしなければ大きすぎて、手に余ってしまいます。紙面が大きくなって情報量が豊富になり、インパクトが高くなる反面、折り込みも含め、印刷代がA4やB4サイズの用紙と比べて割高になってしまうのが欠点かもしれません。

最近ではB3サイズのチラシにもポスティングの需要が出てきました

実際のサイズは横515mm×縦364mmと、こちらもかなり大型になります。
大きさの目安としては、B4サイズのコピー用紙を縦向きに2枚並べたものをイメージしてみてください。このサイズの用紙をポスティングで使用する場合、少なくとも2つ折りから4つ折りくらいにしなければ、郵便ポストの大小にかかわらず、投函口に入らないでしょう。
最近では物件を大きく、また、広々とした造りを見せる必要がある不動産、特に新築の分譲マンションで使用される機会が増えているようですね。
こちらもA3同様に、印刷代が割高になってしまうのが欠点です。

新聞紙に使用される用紙のサイズがA2とB2

調べてみたところ、A2サイズの大きさは横594mm×縦420mm、B2サイズは横728mm×縦515mmでした。
上述のように一般の商業新聞紙を横に見開いたサイズがA2もしくはB2です。少なくとも大量に持ち運ぶには、相当に不便であることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
チラシとして使用するには、印刷代が通常のA4・B4サイズの倍以上かかることもあり、加えて4つ折りから8つ折りにしなければ、郵便ポストへの投函に適しません。
コストの面や利便性などから、広告紙としては一般的に使用されていない傾向があります。

チラシのサイズを知ることで投函がスムーズにできる

チラシポスティングや新聞の折り込み広告などで使用されるサイズの用紙についてまとめてみました。
ポスティングの現場でチラシの大きさを判別できれば、投函がスムーズになり、郵便ポストの形状や投函口の大きさに上手に合わせられるようになります。労力が減るだけでなく、精神的にも楽になるため、普段からチラシの形状やサイズの目利きができるよう、ポスティングに励んでいただきたいと思います。

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